知らないと大恥!?少年野球公式戦の塁審判の仕事と動き方。

どうも、けんじんです。今日は実際に僕がやらかしてしまった公式戦での塁審判での失敗談と塁審判の動き方を
書いていきます。
始めて少年野球の塁審判をされる方は緊張したり、どういう動きをしていいのかわかりませんよね。
特に野球未経験者で審判をされる方は特に難しいと思います。
弊少年野球の地域では一年に一回、審判講習会というのがあり、指導者はその審判講習会を受けていないと公式戦のベンチに入れないというルールがあります。
審判講習会があっても、いざという時にどういう動きをするのか忘れてしまう事は往々にしてあります。
公式戦では主任審判という連盟の審判さんが縦審判(主審、二塁塁審)をしてくれることが多いですが、
横審判(一塁、三塁)は少年野球チームのコーチがします。
少年野球でコーチをしていれば審判をする場面はいつか回ってくるでしょう。
僕の公式戦初審判でやってしまった失敗体験談
まず、私が少年野球チームに入ってから初めての公式戦でやらかしてしまった失敗談から触れていきます。
その日はAチームの公式戦がホームグラウンドで行われる日でCチームの指導者に所属していた私は応援として
グラウンドに来ていました。Aチームの指導者が塁審判に行く予定だったのですが、Aチームの指導者も
練習試合でも審判ばかりされていてCチームの指導者が応援に来ているのならという事で
急遽、審判を依頼されました。AチームとCチームも指導者の数が多いわけではないので、ホームグラウンドで
試合が行われる場合は審判の協力をするのはよくあります。
少年野球の審判に必要な服装と道具類
少年野球の公式戦での審判は自チームの帽子ではく「審判帽」をかぶります。
上半身の格好は夏は白のポロシャツ。冬は黒のフリース(チーム用でも可)が多いです。
下半身は黒か紺のスラックスです。靴は黒の靴じゃないといけない大会もありますが、基本的には縦審判同士、
横審判同士の靴の色が統一されていればOKです。
道具として持っておくのが「インジケーター」と呼ばれるカウントを数える機械です。
カウントがわからなくなってしまうので、塁審判でも持っておきます。
それとベースやプレートを綺麗にする刷毛です。
イニング間にプレートを綺麗にするのは横審判の役割なので必ず持っていましょう。
試合前に行われる「道具チェック」で・・・。
公式戦によっては試合前に審判が「道具チェック」というのを行います。
「道具チェック」と聞いて何を連想されますか?
僕がやらかしてしまったのはこの場面です。
始めての審判ですが、インジケーターと刷毛は常備していたのできちんと持っていました。
スラックスと審判帽もAチームの方にお借りしており、完璧だと思っていました。
本部の方に「審判、道具チェックお願いします!」と言われ、インジケーターと刷毛を持っているかの
チェックをするのだと思い、意気揚々と本部にインジケーターと刷毛を見せに行きました。
すると、本部の方に「はぁ?」と言われました。たまたま知っている方が一人だけ本部にいたので、その時に
始めて道具チェックを教えてもらいました。
道具チェックとは試合をする子どもたちのヘルメットやバットにヒビが入ってなかったり、バットのグリップの
テーピングがきちんと巻かれているかのチェックを行う事だったのです。
知っている人には当たり前でも最初は皆、知らないところからのスタート
本部の方に教えてもらいながら二人でベンチの道具を確認して道具チェックを行いました。
試合が終わってから自チームの指導者にそれを伝えたらめちゃくちゃ笑われました。
知っている人には当たり前の道具チェックですが、教わった事がなかったので大真面目に間違えてしまいました。
あまり、道具チェックを行う事が大会が少ないので教える機会も少ないかもしれませんね。
塁審判の立ち位置と動き方
審判の立ち位置と動きを説明しようと思いますが、
他サイトでほぼ完ぺきに図つきで解説されているサイトがありましたので立ち位置と動き方については
以下を参考にしてください。
参考 学童野球選手を持つ親の為の野球審判講座
審判のコールとジェスチャー
では審判のコールとジェスチャーについて解説します。
こういった動作は自信を持ってはっきりと大きい声ですることがポイントです。
弱弱しく自信なさそうにしてしまうと、判定を疑われてしまいます。
アウトの場合
アウトのときは右腕を高く上げて正式なコールは以下です。
「He ’s out!」
試合で審判は「アウト!」しかコールされませんが、審判講習でも説明される正式なコールは「He ’s out!」
と教えられます。女の子の場合は「She ’s out!」ですね。
こういう正式なコールをしていた方が玄人審判に思われますが、実際に「He ’s out!」とコールされている
のを試合で見たのはほぼありません。
セーフの場合
セーフの場合は大きく両腕を横に伸ばして「セーフ」と発言します。
一塁塁審でタイミングはアウトだけど野手の足が離れてしまっていた場合は
「セーフ!オフ ザ バッグ!」と言い、足の離れた方向に両腕を振ってください。
詳しいジェスチャーは下記を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事で審判のイメージが少しでも湧いていただければ幸いです。
あと大事なのはとにかく経験することです。
慣れてなくても経験さえ積んでしまえば、動きもすぐにわかるようになります。
練習試合でたくさん失敗してください。
子どもと一緒で大人でも最初から完璧にできる人はいません。
早めにやってしまえば緊張する事も少なくなります。
あとは近くのベンチから「えー!?」とか「嘘ー!?」等の判定に対しての声が聞こえてくることが
よくありますが、気にせず自信を持って取り組みましょう!
最後まで読んでいただき、有難うございました!