ある指導者の口癖。練習のための練習はしてはいけない!本番をイメージしよう。

もくじ
ある指導者の口癖。練習のための練習はしてはいけない!本番をイメージしよう。
どうも、けんじんです。
少年野球でのある指導者の口癖について今日は触れていきます。
「練習のための練習をするな!常に試合をイメージしよう!」
小学生には難しいでしょうか?
僕は凄く大事な事だと思っています。
どんな練習にも意図があり、しっかり意識しないと身につきません。
もちろんその練習の意図をきちんと教えてあげるのが指導者の役割です。
アップの動きやストレッチも子どもは集中力を持続させるのが難しいです。
練習自体も最初は真剣にやっていてもすぐに飽きてしまう事が往々にしてあります。
感情的に怒るのではなく、技術的に喝を入れる指導力
子ども達が飽きてしまったり、下手するとノックの順番が入れ替わったとかで喧嘩を始めてしまう時もあります。
そんな時に、コーチが「練習の為の練習をするな。試合の為の練習をしよう。」と声をかける時があります。
子どもはめちゃくちゃ純粋で素直です。少年野球に携わっていると本当にみんなピュアなハートを
持っているので自分の心も洗われる気がします。
コーチがそういったアドバイスをすると子どもが目の色を変えて急に真剣になったり、声がよく出るようになります。
もちろん、声もただ出すのではなく、会話の声や指示の声が出ています。
少ない練習時間で最大の効果をあげるためには、意識と集中力を高めることが大事です。
実践的な練習をして試合で成功できるように取り組んでおく。
守備は誰でもやればやるほどうまくなりますし、意識をすればするほど上達は早くなります。
ノックの時でも常にアウトカウントやランナーが一塁にいるのか、二塁にいるのか等を想定して
ケースノックをしてあげてください。
できればランナーをつけてあげた方がいいです。
ランナーも走塁の練習ができますし、透明ランナーよりも実際に見えたいた方が試合をイメージしやすいです。
野球は頭を使い、準備が大事なスポーツ。準備を大事にして失敗を減らそう
試合になると来た球を打つ。来た球を捕るだけではなかなか上手くいきません。
平日の自主練習で素振りをするのも準備ですが、試合前のアップ、ネクストバッターの間に
ピッチャーのタイミングを取っておくのも準備です。
いかに準備を大切にするかで結果は大きく変わってきます。
むしろ平日の準備よりも試合当日や試合直前の準備の方が大事だったりします。
守備での一歩目の大切さ。ノックでも常に動いていますか?
少年野球の試合で自分のところに打球が飛んでくる事って何回あるでしょうか?
ポジションによっては一回も打球が飛んでこないで試合が終わることもあります。
しかし、ピッチャーが投げたら毎球動いて準備しないといけません。
打球に反応して一歩目を切れるようにバッターが打つ前に軽くジャンプしてる選手が多いですね。
そういった事も普段の練習のノックからしておかないと試合ではできません。
派手なファインプレーがなくても普通の打球を普通にアウトにできるチームが少年野球では強いです。
守備で相手に流れを与えないことは非常に大事になってきます。
まとめ
最近は練習時間を短くして、いかに効率よく上手くなるかを意識されているチームも多くなってきます。
中盤でも述べたように意識や集中力をいかに持たせて練習に没頭してもらうのが指導者の役割でもあります。
いわゆるフロー状態になっているときが多いほど成長しやすくなりますので、
子ども達に対して練習の目的や意図をしっかりと伝えてあげて、
練習のための練習をしないようにサポートしてあげてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。