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明日から使える!ドミニカ共和国に学ぶ叱らない野球指導理論

2021/02/10
 
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kenjin
少年野球のコーチをしております。よろしくお願いいたします。

メジャーリーガー国別トップのドミニカ共和国に学ぶ三つの野球指導理論

 

どうも、けんじんです。

今日はメジャーリーガー在籍数が国別トップのドミニカ共和国に学ぶ三つの野球指導理論について書いていきます。

そうです。ドミニカって実は凄い国なんです。

僕もあまり知らなかったのですが、かなりスポーツ教育に力を入れている国です。

ドミニカではエリートスポーツの育成に加え、国を上げて国民全体の健康促進を目指す事がスポーツに力を

入れる事の目的としています。

ドミニカの首都サントドミンゴにあるスポーツ庁の職員はエリートスポーツの育成において、

最も重要なのが小学生段階での指導だと言われています。

MLBまでの育成を考えた場合、小学生の時期に野球が好きだと思わせることが今後の将来を左右する

大きなポイントだと。

ドミニカ共和国スポーツ庁職員による育成方法の言及

現在日本の少年野球が抱える問題について以下のような指摘をされたそうです。

 

「複雑な競技人口をもつ野球だからこそ指導方法を単純にさせ、子どもがより楽しめるような環境を提供させる

ことが必要ではないか」

「日本はもっと野手の育成を工夫するべき。若い時期から投手育成に尽力すると選手への負担が大きくなることを

指導者が理解しないといけない」

参考:Full-Count

 

2019年メジャーリーグ開幕時ドミニカ勢が史上初の開幕メンバー100人越え

昨年開幕時のメジャーリーガーのうち、ドミニカ共和国出身の選手が100人を超えていました。

これは米国以外の国・地域では史上初めてだったそうです。

ドミニカ勢に次いで多かったのはベネズエラの68人、以下、キューバが19人、プエルトリコが18人、メキシコが8人、日本はカナダと同じ6人でした。

ドミニカといえば、以前に筒香選手がウインターリーグにも参加されていましたね。

ドミニカの指導者は野球教育において選手を絶対に叱らない

ラテンアメリカの指導者は、10代の選手を指導するにあたって、手をあげたり、厳しい言葉をなげつけたり

することはないそうです。野球選手の育成システムが日本と違い、ドミニカの子どもの最終目標は

メジャーリーグでプレイすることです。25歳になったとき、メジャーリーガーになっていたいと誰もが

考えています。

指導者は目先の勝利を追うのではなく、育成に主眼を置いています。試合で経験を積むことは大切ですが、

勝利自体に大きな意味はありません。あくまでもドミニカの指導者の目標は、25歳になったときに

メジャーリーグで活躍できる可能性を持つ選手を育てることだからです。

彼らは『25歳のメジャーリーガー』から逆算して、指導しています。

どれだけ可能性を伸ばすかを考えているそうです。

選手がミスをしたり、消極的に思えるプレイをしたとしても試合中も練習中も声を荒げる人はいません。

指導者は選手をじっと観察し、ミスの前後を、しっかりと見ています。

ドミニカの共通の指導法はミスをした試合や練習の翌日に選手が落ち着いたところで冷静に話をします。

試合に勝つことが最重要ではないので、時間をかけて選手の成長をサポートしているようです。

ドミニカ共和国の野球指導法の調査・研究をしながら、プロ野球のサポート業務を行っている阪長友仁さんが

現地の指導者に「どうして怒らないの?」と聞いたことがあるそうです。

『どうしてできないんだ?とか、なぜまた同じことを!と心の中では思う。ただ、その年代の選手は経験が足りないからミスはするものだ』

ドミニカの指導者が選手に対してすることは、前向きにプレイできる状況をつくることです。

そのためにどうすればいいのか、選手とどう接すればいいのかを考えています。

野球は失敗のスポーツ。失敗はしてもいい。

当たり前のことですが、野球は失敗のスポーツです。ストライクが入らなければ失敗。

バットが芯に当たらなければ失敗です。

プロでも全て思ったところに投げられる人はいませんし、10割打てる人はいません。

10回に3回打てれば一流なんですよね。

なのでドミニカの指導者も打者ならば8割は失敗してもいいという前提のもと、選手を否定する言葉は絶対に

口にしません。

なので見逃し三振したら交代や懲罰交代は絶対にありません。

守備に関しても同じです。

ミスを恐れないことを教えるのが指導者の仕事。

ミスをした選手を叱ることはナンセンスという考え

私も実際に現役の時は守備で最初の守備機会がくるまではガチガチに緊張していました。

少年野球の子ども達も、「自分のところに飛んできたら嫌やな」「エラーしてもたらどうしよう」と考えている子は多いと思います。

しかし、そんなネガティブな考えではうまくプレイできません。

いい結果を残すためには前向きでいることが大事です。

ミスタージャイアンツの長嶋茂雄さんがそうであったように、「自分のところに飛んでこい」「チャンスで自分に回ってこい」と思っている方が

必ずいい結果が生まれる可能性が高いです。

まとめ

ドミニカの指導者のやり方で実際に数多くのメジャーリーガーが出ており、スター選手も多数でています。

私はメジャーリーグになれなかったドミニカのアマチュア選手も長く野球を続け、心から野球を楽しんでいる人が

多いのではないかと考えています。

ドミニカでの指導法は一部しか知りませんが、素直に日本の少年野球界でも取り入れたいことばかりだと

思います。

  • 選手にネガティブな事を言わない
  • 決して叱らない
  • 指導者は話す事よりも聞くことを心掛ける
  • 選手がチャレンジするように黙って見守り、タイミングを見て背中を押す。
  • 失敗はしてもいい
  • 小学生の期間に野球を好きになってもらえるような環境をつくる
  • 投手よりも野手を育成に力を入れる
  • シンプルな指導法

 

私自身も子どもたちには、プロ野球選手にならなくても野球をできるだけ長く続けてほしいと考えているので

野球を好きになってもらいたいです。

ドミニカの指導法を取り入れ、野球を好きになってもらえる環境づくりに励んでいきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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