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年明けの新体制直後に大きい大会がスタートしている少年野球の現状

2021/02/06
 
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kenjin
少年野球のコーチをしております。よろしくお願いいたします。

年明けの新体制直後に大きい大会がスタートしている少年野球の現状

2021年の少年野球が始まってもうすぐ一か月が経ちます。弊チームではすでに2つの大会が始まっているので、公式戦を含めて4試合消化しています。今週末には全国に繋がる大事な大会が始まります。小学校は4月から新しい学年になりますが、少年野球は1月から新チームになる場合がほとんどです。なので、新チームが始まってすぐに公式戦が始まってしまいます。学童の少年団は2月まで練習試合も禁止ですが、クラブチームの場合は年が明けてすぐに大きい大会が始まるのでオフシーズンがありません。大会を意識して、12月頃から新チームを意識した練習に切り替わるチームが多いと思います。少年野球の人口は右型下がりに下がっているみたいです。僕は少年野球の現場に身を置かせてもらっているので、野球をする子どもが減っているのを日々感じています。僕自身、少年野球界においてのルールを客観的な視点でみることができませんが、この真冬の状態で子どもに毎週試合をさすのはさすがにいい事だとは思いません。高学年になると毎週のように試合が行われています。ですが、実際に試合を行うと守備の乱れや、課題が多く見つかり練習不足を露呈してしまう事が多いです。いかに平日の自主練習を多く行うかが重要になってしまいます。本当にそれでいいのでしょうか?

ベンチウォーマーが多くて、試合を見学するだけに土日を費やす子ども問題

土日が試合でも出場できる子どもはまだマシかもしれません。大会を見据えてるのか、練習試合でも選手交代を行わない監督もいます。ホームで行わない場合は車で遠方まで行って試合経験も積めず、練習も存分にできません。試合に出ている選手と差がつくのは当たり前です。さらに試合後のミーティングで「試合にでれないのはなんでやと思う?考えてみなさい」と言われる子どもは絶対に野球を楽しめません。次男はまだ何もスポーツを始めていませんが、少年野球をしてほしくないと感じてしまいました。少年野球の現場にいて野球人口が減る理由を実感してしまうのを目の当たりにしてしまうのが野球経験者としては悲しいところです。先日、ダルビッシュ有選手が野球人口減少の理由をテレビで答えられていましたが、本当に危機感を持たないといけません。子どもが野球を楽しめずに大人が自分たちのエゴで練習や試合をしたり、大人だけが楽しんでいるチームが多すぎるように感じます。

不満を感じても泣き寝入りするしかない親御さんたち

Twitter界隈にも多くでていますが、監督や指導者に不満を持っていても、圧倒的に親御さんたちは立場が弱すぎます。不満を言うと揉めてしまい、モンスターペアレンツ扱いか、子どもに被害がいく可能性があるので親御さんは泣き寝入りするしかありません。監督や指導者に媚を売る方が得をしてしまう悲しいチームが多く存在してしまう現状です。今までの人生で平和に過ごしてきたごくごく真面目な親御さんでも揉め事が発生してしまうぐらいに少年野球の関係性がややこしかったりもします。団体ルールの習い事は多かれ少なかれ多少のルールはあるかもしれませんが、少年野球は特に評判が悪すぎます。少年野球の評判の悪さを他人事のように感じているチームが多いと思います。

卒団した父兄コーチから頂いた金言を紹介します。

僕自身も少年野球の事を真剣に考えすぎて謎のストレスを感じたり、平日でも色々考えてしまう事が多いです。正直、関係性に疲れることも多々あります。ただ、去年の6年生の親御さんであり、父兄コーチから頂いたアドバイス?で最近は救われています。「○○さん。たかが少年野球ですよ!」その父兄コーチは色んな意味を持って言われたんだと思います。そこの家庭は兄弟で少年野球をしていたので長い少年野球生活をされていました。かなり本気でされていたのを知っていますので、ご自身は「たかが少年野球」だとは思っていないはずです。ただ、自分たちのなかでバランスをとるために「たかが」という言葉を使ったんだと思います。真剣になりすぎて、揉めてしまったり、夫婦で喧嘩したり、子どもを怒らなくていい事で怒ってしまう時だってあったと思います。本当に深い言葉に感じました。僕自身もその言葉に救われました。本気になりすぎてしまう状態をその言葉でバランスを取り戻すことができます。一番大事なのは子どもが楽しむことで野球を続けてくれることです。

悩んだ場合は子どもが楽しんでいるかどうかを考えてください。

各家庭にそれぞれ色んな不満を持たれていると思いますが、子どもが楽しんでいるのかどうか俯瞰で見てあげてください。仮にベンチウォーマーで試合に出れていなくても子どもが友達に会えて楽しんでいれば、OKだと思います。「理不尽に耐えるのが少年野球」という暗黙の了解があったりもする業界ですが、その理不尽に親だけが気づき、子どもは気づいていない場合も多いです。その時は子どもさんのために親御さんもバカな振りをしてあげてください。「たかが少年野球です」長い人生で少年野球だけが野球ではありません。野球を始めるスタートが少年野球です。親としては出来るだけのサポートをお願いします。僕自身も一生懸命、バランスをとりながらお手伝いさせて頂きます。

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