2月10日練習試合

今日はいつもの練習グラウンドが使えない日の為、先週から試合相手を探し、近くの少年団のチームさんが練習試合を
していただけることになり、相手の小学校で試合をさせてもらいました。
一人が体調不良で休み、10人で試合を挑むことに・・
四年生の一人が週末で熱がでたみたいで、土曜日の練習を休んでいました。
今日は来れるのか心配していましたが、熱は下がったとのことですが、様子見で休みでした。
いつもはキャッチャーを守っている子だったので、急遽一つ下の学年の子がキャッチャーをしました。
ちなみに彼は普段、ファーストとピッチャーですが、センスはピカイチで来年のキャプテン候補筆頭です。
先発はキャプテンの10番君ですが、彼が今まで登板した試合はフォアボールが多くて試合が締まらない時間が
多くありました。また打席に立ってもバットが遠回りし、四打席連続三振中でした。
前日にOBコーチにマンツーマンでみっちり指導してもらっていました。
実は僕も彼をなんとかしたいという気持ちが強くて平日の間にどういう練習をしてあげようかと考えていました。
そして、OBコーチが教える前に監督に直接指導していいか直談判しましたが、既にOBコーチが指導の
予約をしていたみたいです。
彼をなんとかしたいという気持ちは同じだったんです。
試合が始まると・・
そろそろ結果を出してほしいという皆の期待を背負ってキャプテンは先発しました。
こちらが先攻でキャプテンが一番だったんですが、前回の試合から数えると5打席連続三振がかかっていた
初回の打席でしたが、痛烈な当たりを打ちました。
しかし、ショート真正面でしたが送球エラーで塁に出ました。
盗塁とワイルドピッチで1点先制し、次の打者は三振でしたが、三番が四球で出塁。そして四番がレフト前へヒットを放ち、
二点目を取りました。この回は後が続かず、二点どまりでした。
監督が「二点ぐらいすぐ返されるやろ(笑)」と言っていました。
さぁ、キャプテンの10番君が先発です。
そして、今日の彼は球が走っていました。
実際、彼はもともといいモノを持っていて、もともと球は速かったのですが、ピッチャーに慣れていなくて
マウンドに立つとワンバウンド病がでてしまってたんです。
しかし、ワンバウンドはなくて、ほぼストライクゾーンにまとまっていました。
初回はエラーとヒットで3点は取られましたが、いつもと違う感じがしました。
二回表は下位打線の1年生打順で三振祭りで0点でした。
二回裏もエラーとヒットで3点取られましたが、監督の指示でヒットのランナーを牽制でアウトに取りました。
これは監督のナイス指示でした。
3回表はまたしても一打席のリプレイのようなレフト前ヒットを四番が打ちましたが、無得点でした。
ランナーが出たら、必然的に1点が入るような仕組みをつくらないといけませんね。
ただ、今はまだサインを作っていないので、物理的に無理ですが。
3回裏 先頭を三振に取りましたが、死球とエラーで1点を奪われました。
この回に初めて死球を与えてしまいました。
4回表と裏は共に0点でした。
この回も死球を与えてしまいました、四球はゼロです。
5回表は簡単にツーアウトを取られましたが、四球とワイルドピッチで点を返し、そして6番がワンバウンドを打ち、
ショートゴロになりましたが、送球エラーにまたしても1点を返しました。
二盗、三盗、ワイルドピッチでこの回3点を返しました。
5回裏からキャッチャーを守っていた二安打の新三年生がピッチャーをしました。
この日はもう一人の新四年生が休んでいて彼が急遽キャッチャーをしたのですが、ナイスフィールディングでした。
やはり彼はセンスがあります。
そしてピッチャーもダイナミックなフォームでいいボールを投げており、無失点に抑えました。
6回表。5回以上の試合は去年から数えても初めてでした。
いつも時間で区切られていたので5回以上の試合をするのは初めてでした。
時間的にギリギリ一時間半過ぎていましたが、最後の攻撃をやらせてくれました。
二人ランナーがたまって、ワンアウト、二、三塁でバッター三番という大チャンスでしたが、いい当たりがショートの
真ん中に飛びました。そして三塁ランナーが年長の子だったので固まっていました。
しかし、二塁ランナーが飛び出して挟まってしまい、ゲッツーを取られてしまいました。
キャプテンはナイスピッチングでした。
最終的に7対5の2点差で負けてしまいましたが、両チームとも四球がほとんどなく締まった試合をしてくれました。
本当にいい練習試合になったと思います。
練習通りのピッチングをしたキャプテンはすごいと思いました。
感動を覚えたのも事実ですし、少年野球の楽しさをまた一つ教えてもらえた気がします。
他の皆も少しずつ練習したことができるようになってきており、野球のレベルがあがってきています。
今は結果よりも大事な事があります。
本当に大切なことは一番、大切な事を一番大切にすることです。
試合をしてくれた相手チームの皆さん、ありがとうございました。