1月27日に改正を発表された「ファウルチップ」のルール変更について

1月27日に改正を発表された「ファウルチップ」のルール変更について
今日は少年野球でも大きい影響を与えるであろう「日本野球規則委員会」が発表したルール改正について触れていきます。
打者が振ったバットをかすめた球が直接、捕手の体や防具に当たってはね返った場合、その球が地面に落ちる前に捕球されればストライクとなる。
従来のルールは
「最初に手またはミットに触れてはね返ったもの」と限定していました。
これは今まで野球に携わっていた関係者にはルールを把握しておかないと混乱を招きかねません。
少年野球も大会によってはルールを確認していた方がいいと思います。
「日本野球規則委員会」はプロとアマチュア合同の委員会です。
NPBはもちろんの事、独立リーグや草野球でも上記のルールになるという事です。
おのずと少年野球も同じようにルールが変わる前提で解釈していないといけません。
定期的に行われるルール改正
同じようなルール改正で僕も戸惑った経験があるのは「三塁への偽投」です。
僕が野球を現役でしていた頃は一、三塁の状況で三塁への偽投をして一塁に牽制するのはOKでした。
むしろその練習を投手がしていたぐらいに当たり前に行われていました。
少年野球のルール勉強会をしていた時に三塁への偽投がボークになっていたのを知ってびっくりしました。
日本で三塁への偽投が禁止になったのは2014年からです。
少年野球の高学年では注意なしのいきなりボーク宣告になるので、気をつけないといけません。
早めにルールを把握しておかないと、試合の反応が遅れてしまう
振り逃げのルールやインフィールドフライも状況に応じて出来る、できないがありますので理解していないと
ややこしいと思います。
名門野球部でもちょっとしたルールの勘違いで負けてしまう動画もYouTubeにあがっています。
少年野球の抗議(確認権)は監督にしかあたえられておりません。
なので、カウントの確認や判定に疑問を感じたことはルールを把握しておかないと次のプレーに入ってしまい、
そのまま試合が続いてしまう事もあります。
出来る限りルール確認や勉強会を共有して、状況判断を早めに行えるようにしてください。