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少年野球での懲罰交代について・・。

 
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kenjin
少年野球のコーチをしております。よろしくお願いいたします。

少年野球での懲罰交代について

 

今日は未だにあらゆる少年野球チームで存在しているであろう少年野球での懲罰交代について語らせてもらおうと思います。

あなたのチームには懲罰交代はありますか?

懲罰交代だけでは具体的にどんな事による懲罰交代かわからないと思うので具体例を挙げると・・

  • 見逃し三振による交代
  • エラーによる交代
  • バント失敗による交代
  • 取れるフライを突っ込まずにヒットにしてしまい、ピッチャーの足を引っ張り交代
  • 全力疾走をしなかったことによる交代

以上のことが懲罰交代をする監督が判断するポイントでしょうか。

監督によっては『声を出していない』とかもあるかもしれません。

プロ野球のシーンでも時々、ありますね。阪神の藤浪選手は当時の監督の金本監督から逆に交代をさせてくれないという懲罰を受けていました。

では少年野球における懲罰交代はどうなのでしょうか。

少年野球においては絶対的に懲罰交代をするべきではない。

結論から先に言わせてもらうと少年野球では懲罰交代なんて必要ないんです。

子供に野球を好きになってもらう少年野球でそんな事をして何の意味があるのでしょうか?

「野球は失敗のスポーツ」です。

ストライクが入らなくても失敗、真芯でミートできなくても失敗、きっちりと捕れなかったり、送球できなくても失敗。

いかに失敗の数を減らすかのスポーツなのでエラーや失敗ありき。

見逃し三振も野球のルールの一つなので当たり前に起こりうる事なんです。

監督のなかには見逃し三振したら問答無用で交代させる人もいます。

野球をしているのは子供達本人なんです。

見逃し三振をしたらまずは、その子を呼んで聞いてあげるべきです。

「今のはボールだと思って見逃したの?それとも手が出なかったの?」

怒りに任せて、交代させることよりも

子供がどういった理由で見逃し三振をしてしまったか確認するのが先です。

ましてや少年野球の審判もプロの審判ではありません。

ストライクゾーンがめちゃくちゃだったりします。

低めが広すぎる審判もいれば全体的にストライクゾーンが広い審判もいます。

怒りに任せて懲罰交代するのは戦術でもなんでもありません。

本当に子供が手を出なかった場合、どうすれば手をだせるようになるのかアドバイスしてあげるべきです。

次にその子に打順が回ってくるのであれば戦術的に打つ可能性が高い子を代わりに出すのはアリだと考えます。

ただ、できれば代えられた子供のケアもタイミングをみてしてあげるべきです。

しっかりと論理的に説明をしないと子供達全員が

見逃し三振をしたから代えられたという事実しか残りません。

そういった考えが子供の頭の中に入っていれば打席で思いっきりバットを振れなくなってしまいます。

「見逃し三振をするなよ!」

というアドバイスをしたら見逃し三振をする可能性が逆に高くなってしまうんです。

これはコーチングの技術です。

守備においてはどうなのか・・

守備においても同じです。

エラーをしたから代えるのは監督として絶対にすべきではないです。

監督が子供を信頼して抜擢している守備で、その子が失敗してもそれは監督の責任です。

負けたときは監督の責任というのは当たり前ですが、それはプレーの一つとっても同じなんです。

試合は練習してきたことを試す場所なんです。

例えばレフトフライがあがって、レフトが前にでてこず、フライをヒットにしてしまった場合です。

このプレーはレフトの子供だけが悪いのでしょうか?

守っている他の選手が大きい声で「前ー!」と言ってあげたのか?

ベンチから声はでていたのか。

前のフライを突っ込ます練習をしていたのか?

責任は全員にあります。

プレーにおいて懲罰交代をしてしまったら失敗してしまった子供だけのせいにしているんですよね。

そんなことで代えられてしまってはイップスのような症状になり、普通のフライも取れなくなってしまいます。

まとめ

以上の理由から少年野球のルール上における失敗の懲罰交代には断固反対しています。

あなたのチームでも懲罰交代があれば、話し合うべきです。

論理的な理由がないと交代はさせるべきでありません。

子供たちに長く野球をしてもらい、野球が大好きになってもらうためにコーチや監督は存在しています。

プレーしている子供がのびのびとプレーできるように協力してあげてください。

 

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kenjin
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Comment

  1. アバター にーむす より:

    懲罰交代、やっぱり良く無いですよね。
    先日の試合、息子が一回裏二死二塁三塁で見逃し三振しました。緊張でカチカチになっていたのがよく分かったので、次はリラックスして、と私は思っていました。が、守備についたところでベンチに戻され交代させられました。ベンチから監督の怒鳴り声が聞こえてきました。野球経験の無い私は違和感を感じながらも、野球とはそんなもんかと監督に対する不信感を抑えていました。息子は当然凹んでいました。
    夜、仕事で来られなかったお父さんコーチからフォローの電話が息子にありました。ご自身の緊張の取り除き方など教えてくれたそうです。チームとして勝つことを目標にすることは大切だと思いますが、なんのための少年野球かを考えるとニーパパさんの意見はもっともだと思います。
    いろんな方がいますがコーチの様な人がいてくれたのが救いです。

    • kenjin kenjin より:

      コメントありがとうございます。 野球のルールで見逃し三振がある以上、見逃し三振は仕方ないと思います。
      しかも子どもは特にです。野球はミスが前提のスポーツなので少年野球は楽しむ事が全てだと思います。なのでせめてお父さんだけでも息子さんを褒めちぎって野球を楽しませてあげてください!

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