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スポーツにおけるストレスやプレッシャーと戦う子供とそれを見守る父兄へ

2021/02/10
 
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kenjin
少年野球のコーチをしております。よろしくお願いいたします。

少年野球だけでなく、スポーツにおいて緊張、プレッシャー、つまりは『ストレス』は避けてとおれません。

特に練習試合や公式戦では親御さん以上に子供は力が入ったり、プレッシャーがかかります。

野球は失敗のスポーツです。

ピッチャーがストライクを投げなければ失敗ですし、エラーや空振りも失敗です。

いかにその失敗を少なくするかが野球の試合に勝つコツの一つです。

今日はそのスポーツにおけるプレッシャーとの付き合い方について記事にしていきます。

プレッシャーをプラスに変えると・・

少年野球におけるプレッシャー(ストレス)がかかる状況はとは

  1. 相手選手からのプレッシャー
  2. 周囲(監督やコーチ)の期待
  3. ライバルの存在
  4. エラーや失敗したらどうしようかという不安

上記のように多々考えられますが、少年野球以外のスポーツもそうですが、ストレスは無限にあると考えられます。

ここでストレスについて少し説明します。

1936年、ハンガリー出身の生理学者ハンス・セリエは、英国の科学雑誌『ネイチャー』に論文を発表。

その内容は、人間の病気の仕組みに関するもので、人は病気の原因に遭遇すると、「その病気の特徴的な症状」と、

「いわゆる病気になった状態」、この二つの反応が表れると考え、特に後者、病気になった状態に着目。

その概念説明のために、金属工学で使われていた「ストレス」のことばを用いました。

日常生活では配偶者の死、離婚、大金喪失など日常の比較的大きなイベントがストレッサーとなり、病気になるのではと

考えました。

そして、80年代になると、米国の心理学者リチャード・S・ラザルスが、「ストレスに対する認知的評価理論」を

唱えます。例えば、人に会う、電車で足を踏まれたなど日常のこまごまとした出来事に注目し、それに対し、

どのように捉え(認知的評価)、どのような対処行動(コーピング)を取ったかで、同じ経験でも人によって

病気になる人とならない人がいるという考えを示しました。

参考:佐々木万丈様(日本女子体育大学運動化学科長、博士(心理学)

スポーツ場面で考えると、指導者(コーチ)から「なんであんな動きをしたんだ」などと厳しいことばを言われ、

脅威と認知した場合、『グサッと刺さり、落ち込むパターン』

『今は大丈夫だが、このまま続けば仲間からも言われるかもしれない』

『厳しく言われたが、これが成長につながる』といった具合にそれぞれの受け止め方は違います。

僕は低学年のうちは楽しく野球やスポーツに取り組んでほしいので、できるだけ怒らずに楽しんでもらう方法を

考えるようにしています。

4年生からは厳しさも必要になってくるので、楽しむ野球から上手くなるよう努力をしてもらうように向いてもらいます。

ただし、10人いれば最低10通りの指導があるので、必ずしも型にハメる指導ではいけません。

試合におけるプレッシャーも指導者が怒れば嫌なストレスになってしまいますが、指導者が子供を楽しませるように

向ければプレッシャーもいいストレスに変わり、結果も変わってきます。

逃げちゃダメ・・・・

少年野球で一年生の子がストライクのボールでも逃げながらバットを振って「逃げちゃダメ」と言われたりもしますが、

ストレスからも逃げてはいけません。

親御さんもついつい宿題、ゲーム、テレビ、お部屋の片づけのことで子供を怒ってばかりいませんか?

ストレスの付き合い方でベストなのは適度に積極的に、適度に逃げる、すなわち、うまくやりくりすることが

スマートな対処行動であるといえます。

多少のストレスは必要。子供はシェルターで育てられない。

スポーツシーンでストレスが考えられるケースとしては、仲間同士で意見が食い違い、トラブルになるなど、

やはり人間関係がいちばん大きいものです。

少年野球では一人がみんなと違う格好をしていたり、和を乱す行動をとったり、キャプテンが注意してもいう事をきかない、

親同士のもめごとに子供が巻き込まれる等、ストレスを抱えるシーンは色々あります。

少年野球の指導者は誰かが極端にストレスを抱えていそうなときはその子供を注意して観察し、ケアしてあげることが

大事だと考えられます。

子供同士のもめごとであるならば、きちんと話し合いをさせて、お互いがどう対処すればストレスのないチームになるのかを

考えさせるのもさらに有効でしょう。

ところで、ストレスのない環境が理想のように聞こえるかもしれませんが、それは違います。

ストレスがない状態、それは無菌室で育った状態と同じ事。人は、ある経験に対処し、学び、それゆえ免疫もできてくる。

適応力も高まっていきます。

人として生きる為に、ストレスは、一方では大切なもの。スポーツもそれを学べる大切な場の一つです。

努力のバックボーンが自信につながり、プレッシャーも楽しくなる。

日頃から素振りやシャドーをしている子は、練習でも結果が出やすいです。

特に少年野球の場合は土日の練習以外に平日に練習している子とそうでない子の差がでやすいです。

毎日努力していれば、プレッシャーがかかる場面でも自分を信じられるのです。

つまり自身に繋がります。

最後に

スポーツの場面だけでなく、学校生活でも、社会にでても必ずストレスはかかります。

また、適度なストレスが必要な事はホリエモンこと堀江貴文さんも言われていました。

問題はいかにそのストレスと付き合っていくかです。

あなたもストレスとうまく向き合い、どんな時でもプレッシャーに打ち勝てる人間になってください。

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